PMTC歯のクリーニングPMTC
まさいデンタルクリニックの歯のクリーニングPMTCで、ご自身の歯を守りましょう。
歯は抜いてしまうと、家の柱がなくなってしまったと同じです。ご自身の歯を長く使えるようにするのが、メンテナンスです。
定期的なクリーニングで歯周病や虫歯のリスクを減らし、毎日自分の歯で美味しい食事をしましょう。
歯のクリーニング(PMTC)とは?
歯のクリーニングとは、歯の汚れを落としてきれいにすることです。
歯垢や歯石だけでなく、タバコやコーヒー、赤ワインなど。お茶などで付着した着色をきれいに取り除くことができます。
歯に歯石や汚れがつかないようにするためには、定期的にクリーニングを受けることが大切です。
1回だけ歯のクリーニングをしてもらっても効果は薄く、定期的に継続してクリーニングをしてもらう必要があります。
当院こだわりのPMTC
コンクールPMTCジェル
仕上げ磨きには、コンクールPMTCクリーニングジェルを使用しています。
このジェルは、研磨粒子で「削る」ように汚れを落とすのではなく、歯の表面の汚れを吸着して落とすので、歯の表面や歯茎に優しい微粒子ジェルです。
味もグレープフルーツ味なので、嫌いな人はあまりいないと思いますし、使い心地もとても爽やかです。
GC PTCペースト レギュラー・ファイン
歯科医院専用の業務用研磨ペーストです。
透明度が高く、泡立ちが少ないため、歯の汚れを確認しながら磨くことができます。
また、適度な粘度があるため、ペーストが飛び散りにくく、快適に作業が可能です。
粗磨き用のレギュラーと仕上げ磨き用のファインの2種類があります。
フッ素(900ppm含有)の働きにより、むし歯の発生・進行を抑制します。
スーパーフロス
スーパーフロスは、フロス(ようじ)とフィラメント(スポンジ)が一体化したフロスです
硬くてコシがあるので、歯の隙間に横からフロスを入れやすくなっています。
フィラメント(スポンジ)部分を擦ることで、歯垢や食べかすを絡め取ることができます。
特に、スーパーフロスは通常のデンタルフロスよりもブリッジやインプラント、矯正器具の清掃に適しています。
ワイヤーがある場所でも、隙間からスーパーフロスを通すことで、歯や器具、ブラケットなどの周りの汚れを落とすことができます。
なぜ歯をきれいにする必要があるのか
歯医者さんに行くのが苦手な方が多いと思います。
小さい頃のトラウマや、歯科医院の匂いなどいろいろあると思いますが、歯医者さんが大好きと言われる方は極めて稀です。
何度も歯科医院に通って虫歯や歯周病が治った患者さんは、皆、”もう歯周病や虫歯になりたくない “と言います。
では、どうすれば虫歯や歯周病にならないのでしょうか?
それは3ヶ月に一度、歯のクリーニングをすることです。
定期的なクリーニングが大切
虫歯や歯周病の原因は、バイオフィルムと呼ばれる細菌の塊です。
このバイオフィルムを3ヶ月に1回壊せば、虫歯や歯周病に非常になりにくいことがわかっています。
3ヶ月に1度の定期的な歯のクリーニングは、虫歯や歯周病のリスクからあなたを守ります。
定期的に歯の掃除をしている人は、失われる歯の数が少ないのですが、治療しかしていない人は、年齢が高くなるほど歯が失われていくことがわかります。
このグラフを見ると、歯の掃除がとても重要であることがわかります。
歯医者に行くのは嫌だと思いがちですが、定期的に歯医者に行った方が嫌な思いをしなくて済みますよね。
最近では治療のために行くという概念から、予防のために歯を守るために歯科医院に行くという概念に変わってきました。
歯石除去とは?
歯についたプラーク(汚れ)をそのままにしておくと、歯石になってしまいます。
この歯石は、歯周病菌の住みかになります。
そのため、歯石は定期的に除去する必要があります。また、歯石除去は保険で行うことができます。
そのため、歯のクリーニングの際に歯石を除去することも保険で行うことができます。
歯石を除去する場合、歯茎についている歯石と歯茎の下や内側についている歯石がありますが、歯茎についている歯石は痛みを伴わずに除去することができます。
歯石は放置すればするほど硬くなり、歯茎の下の方に付着するため、麻酔が必要になり、治療回数も多くなります。
そのため、日頃から歯石を早めに除去しておく必要があります。
バイオフィルムの除去
バイオフィルムという言葉は、ここ10年ほどで予防歯科の世界で広まってきました。
バイオフィルムとは、細菌の塊という意味です。
細菌の塊?と思われる方が多いと思いますので、簡単に説明しますと、キッチンの三角コーナーの下にできるヌメリがバイオフィルム(細菌の塊)になります。
キッチンの三角コーナーは、ほとんどの場合、このヌメヌメ感があります。
このヌメヌメは歯にもできます。
このヌメヌメを定期的(目安として3ヶ月に1回)に取らないと、虫歯や歯周病になると言われています。
そして、このバイオフィルムを壊す(取り除く)ために、歯に関する専門的な知識と技術力を持った歯科衛生士が、専用の機械や材料を使った歯面清掃、つまりPMTC(機械的歯面研磨)を受けることが重要なのです。
保険でできる歯のクリーニング
保険での歯のクリーニングの主な内容は、歯石の除去です。保険でクリーニングする場合は、まず検査をする必要があります。
検査の結果、病名がつき、それに対する治療が歯石除去です。
基本的に検査をしないと治療はできません。
患者さんの中には「歯石だけ取ってください」と言われる方もいますが、保険診療では病名がないと検査も治療もできません。
歯石だけを取りたいのであれば、お金を払わなければなりません。
また、保険診療には予防という概念がありませんので、歯周病の予防や歯の表面を数種類の研磨剤で磨くこともできません。
つまり、保険での歯のクリーニングには制限があるのです。
自費での歯のクリーニング
自費でのクリーニングは、様々な方法で行うことができます。歯石の除去から歯の予防、唾液腺のマッサージまで幅広く対応しています。
自費での歯のクリーニングには、保険診療のような制限はありませんので、患者さんに合った歯のクリーニングを行うことができます。
機械で歯の表面を磨いてつるつるにし、数種類の研磨剤を使って歯を磨くこともできます。
また、歯の予防のためにクリーニングを受けることもできます。
保険では、予防のための歯のクリーニングをすることはできません。
「なぜ歯のクリーニングが必要なのか」で述べたように、歯科医院で定期的に歯のクリーニングをすると、虫歯や歯周病で歯を失う可能性が低くなります。
そのため、定期的に歯科医院で歯の掃除をする必要があります。
こんな方ににおすすめ
- 一生自分の歯で食事をしたい方
- お口から健康的な生活を送りたい方
- 1年以上歯科医院に通われている方
- タバコを吸う方
- 口臭を気にされている方
- 歯ぐきからの出血が気になる方
- 歯周病を気にされている方
flow歯のクリーニングの流れ
STEP 1口腔内検査・コミュニケーション
前述の通り、歯のクリーニングは1回だけでなく継続して通う必要がありますので、来院前の出来事など様々なコミュニケーションをとることで、患者様の状態に合わせた頻度をご提案します。
そして、それぞれの患者さんに合わせたクリーニングを行うことができます。
また、虫歯の有無だけでなく、歯茎の状態を検査したり、炎症が起きていないかなど、全体的な検査を行います。
STEP 2口腔内の写真撮影
その日のうちに口腔内の写真を撮り、記録に残します。
なんで?とおっしゃる患者さんもいらっしゃいますが、記録をつけることで前回との比較ができますし、どのような口腔内の経過をたどるのかを予測することもできます。
また、患者さんと一緒に口腔内を確認することができるので、普段見えない部分を拡大して見ることができ、1つ1つ丁寧に話をすることができます。
STEP 3歯石除去
超音波の振動で歯石を除去します。
超音波の音や振動が苦手な方や、お口の中の状態によっては知覚過敏になりやすい方もいらっしゃいます。
苦手な方はもちろんですが、痛みの出にくい別の道具できれいに歯石を取ることもできます。
STEP 4フロスを使う
デンタルフロスは、歯ブラシだけでは落とせない歯と歯の間の汚れを落とすために使います。
ご自宅でのやり方のポイントもお話します。
STEP 5PMTC(機械的歯面研磨)を行う
研磨剤を使って歯の表面を滑らかにします。
PMTCを行うことで、虫歯や歯周病の原因となるバイオフィルムを除去します。
また、着色があってもPMTCできれいに除去することができます。