こんにちは。東京都港区「虎ノ門駅」より徒歩30秒にある歯医者「まさいデンタルクリニック」です。

セラミックの歯は、保険適用の銀歯などと比べて高額になります。「なぜこんなに費用がかかるのか？」と疑問に思う方も多いでしょう。

この記事では、セラミックの歯の値段の相場、高額な理由、高額でも選ばれる理由について詳しく解説します。セラミック治療を検討している方は、ぜひ参考にしてください。

セラミックの歯の値段

セラミックの歯の価格は、使用する素材や治療方法によって異なります。オールセラミック、ジルコニア、ハイブリッドセラミックなど、いくつかの種類があり、それぞれに特徴や費用の違いがあります。

＜セラミックの歯の種類別価格一覧＞

セラミックの歯が高額な理由

セラミックの歯は、保険適用の銀歯やレジン（プラスチック）製の詰め物・被せ物と比べて高額です。ここでは、セラミック治療が高額になる主な理由を詳しく解説します。

保険適用外の自由診療である

セラミック治療は健康保険の適用外となるため、全額自己負担になります。見た目の美しさや耐久性を優先したセラミックは自由診療なので、費用が高くなるのです。

また、歯科医院によって価格が異なるのも自由診療の特徴です。

高品質な素材を使用している

セラミックの歯は、天然の歯に近い審美性と耐久性を兼ね備えています。高品質な素材は、通常の保険診療で使用されるレジンや銀歯よりも製造コストが高いため、治療費が高額になる要因となります。

高度な技術と精密な加工が必要

セラミックの歯を作製するには、歯科技工士の高度な技術が必要です。通常、患者さま一人ひとりの歯の形や噛み合わせに合わせて、オーダーメイドで作製されます。

また、セラミックは精密な加工が求められる素材であるため、専用の設備や技術力を持つ歯科技工士が手作業で仕上げることが多く、その分の費用が加算されます。特に、色や形を天然の歯と違和感なく仕上げるためには、高度な技術が必要です。

さらに、歯科医院の設備や使用する機器の質によっても費用は異なります。最新の技術を用いたデジタル設計を取り入れることで、より精密な被せ物を作製する歯科医院も増えていますが、その分治療費が高額になることもあります。

耐久性の高さ

セラミックの歯は、長期間使用しても変色・劣化しにくいという特徴があります。保険適用のレジン（プラスチック）は年数が経つと黄ばみやすく、摩耗しやすいため、数年ごとに交換が必要になることがあります。

一方、セラミックは適切なケアをすれば10年以上使用できるため、長期的に見ればコストパフォーマンスが良いと考えられます。

高額でもセラミックの歯が選ばれる理由

セラミックの歯は、保険適用の銀歯やレジン（プラスチック）製の詰め物・被せ物に比べて高額ですが、多くの人が選択しています。ここでは、セラミック治療が高額でも多くの人に選ばれる理由を詳しく解説します。

審美性に優れ、自然な見た目を再現できる

セラミックの最大の魅力は、天然歯のような透明感や色合いを再現できることです。銀歯やレジン（プラスチック）は、見た目に違和感が出ることがあります。

セラミックは光の透過性が高く、自然な歯に近い色合いを持っているため、見た目にこだわる人にとって理想的な選択肢です。特に、ホワイトニングでは対応できない歯の変色を改善したい場合や、歯の形を美しく整えたい場合に有効です。

美しい状態を長期間保てる

銀歯やレジンは、時間が経つと変色したり劣化したりすることがあります。特にレジン（プラスチック）は、コーヒーや紅茶、タバコなどの着色汚れが付きやすく、数年で黄ばみが目立つことがあります。長期的に美しい歯を維持したい人には適していません。

セラミックは表面が滑らかで汚れが付きにくいため、長期間にわたって美しい白さを保つことが可能です。食生活や喫煙による影響を受けにくいため、定期的なメンテナンスを行えば10年以上綺麗な状態を維持できます。

耐久性が高く、長持ちする

セラミックは硬度が高く、摩耗や劣化に強いため、長期間使用できるというメリットがあります。保険適用のレジンは5年～7年程度で交換が必要になることが多いのに対し、セラミックは10年以上使用できるのが一般的です。

また、銀歯のように金属が溶け出すことがないため、劣化も起こりにくいのが特徴です。

金属アレルギーのリスクがない

銀歯などの金属を使用した歯科治療では、金属アレルギーのリスクがあることが知られています。銀歯に含まれるパラジウムなどの金属イオンが溶け出し、体内に蓄積されることでアレルギー反応を引き起こす可能性があります。

セラミックは金属を含まない素材であるため、金属アレルギーの心配がないという大きなメリットがあります。特に、金属アレルギーのリスクがある方や、長期間の健康面を考慮した治療を希望する方にとって、セラミックは安心して選べる治療法となります。

ただし、メタルボンドという素材は内側に金属を使用しています。アレルギーが不安な方は避けましょう。

歯ぐきへの影響が少ない

銀歯や金属を使用した被せ物は、経年劣化によって金属が溶け出し、歯ぐきが黒ずむ原因となることがあります。黒ずみは審美的な問題だけでなく、歯ぐきの健康にも影響を与える可能性があります。

セラミックは金属を使用しないため、歯ぐきへの影響が少なく、歯ぐきの黒ずみを防ぐことができるのです。長期間にわたって自然な口元を維持したい人にとって、セラミックは非常に魅力的な選択肢となります。

噛み心地が自然で、快適に使用できる

セラミックは、天然歯に近い硬さを持つため、噛み心地が自然です。保険適用のレジンは噛む力によって摩耗しやすく、長期間使用すると噛み合わせが変わることがあるため、食事の際に違和感が生じるかもしれません。

しかし、セラミックは耐摩耗性が高いため、長期間安定した噛み心地を維持できます。特に、食事を楽しみたい方や、快適な噛み心地を求める方にセラミックは選ばれています。

セラミックの歯を長く使い続けるための方法

セラミックの歯は、適切なケアとメンテナンスを行うことで、長期間にわたりその美しさと機能性を維持できます。以下に、セラミックの歯を長持ちさせるためのポイントを解説します。

定期的に歯科検診を受ける

セラミックの歯を長く使用するためには、定期的な歯科検診が不可欠です。歯科医師による専門的なチェックとクリーニングを受けることで、セラミックの状態や口腔内の健康を維持できます。

特に、歯と歯茎の境目にプラークや歯石が溜まりやすいため、プロフェッショナルクリーニングで徹底的に除去することが重要です。

正しいブラッシング

適切なブラッシングとデンタルフロスの使用が求められます。歯ブラシは柔らかめのものを選び、歯と歯茎の境目を意識して丁寧に磨きましょう。また、デンタルフロスを使用して、歯間の汚れをしっかりと取り除くことも重要です。

噛み合わせのチェックと調整

セラミックの歯は、噛み合わせの状態によっては過度な力が加わり、破損の原因となることがあります。定期的に歯科医師に噛み合わせをチェックしてもらい、必要に応じて調整を行うことで、セラミックの寿命を延ばせます。

歯ぎしりや食いしばりの対策

歯ぎしりや食いしばりの癖がある場合、セラミックの歯に過度な負担がかかり、摩耗や破損のリスクが高まります。就寝時にマウスピースを装着するなどの対策を講じることで、セラミックを保護できます。

適切な食生活の維持

硬い食べ物や粘着性の高い食べ物は、セラミックの歯にダメージを与える可能性があります。これらの食品の摂取を控え、バランスの取れた食生活を心掛けることで、セラミックの歯を長持ちさせられます。

まとめ

セラミックの歯は、審美性の高さや耐久性の優れた素材であるため、多くの人に選ばれています。

しかし、費用は1本あたり5万円～20万円程度と高額です。保険適用外の自由診療であること、高品質な素材を使用していること、作製に高度な技術が必要であることなどが関係しています。

セラミックの歯は費用が高いですが、長期的な視点で考えるとコストパフォーマンスが良い治療といえます。将来の歯の健康を守るためにも、慎重に選択することが大切です。

セラミックの歯を検討されている方は、東京都港区「虎ノ門駅」より徒歩30秒にある歯医者「まさいデンタルクリニック」にお気軽にご相談ください。

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