インビザラインの費用が気になる!高額な理由や平均よりも高くなるケース

インビザラインの画像

こんにちは。東京都港区「虎ノ門駅」より徒歩30秒にある歯医者「まさいデンタルクリニック」です。

インビザラインは透明で目立ちにくいため、多くの方に選ばれている人気の治療法です。治療にかかる費用が気になる方も多いのではないでしょうか。

この記事では、インビザラインの費用相場や高額になる理由、さらには費用を抑える方法について詳しく解説します。

インビザラインの費用相場

インビザラインの費用のイメージ

インビザラインの費用は、治療の規模や歯科医院の設定によって異なります。一般的な相場は60万円から100万円程度と言われています。

ただし、患者さま一人ひとりの歯並びの状態や治療にかかる期間によっては、範囲外になる場合もあります。

また、インビザラインには複数の治療プランが存在します。例えば、軽度な歯並びの乱れであれば、インビザライン・ライトやインビザライン・エクスプレスといった費用を抑えやすいプランを選ぶことができます。

これらは30万円から50万円程度の料金で提供されることが多く、歯並びの状態に応じた柔軟な選択が可能です。重度の歯並びの乱れで大規模な矯正を必要とする場合、100万円を超えることも珍しくありません。

さらに、地域によっても費用に差があることを覚えておきましょう。都市部では治療費がやや高めに設定される傾向があります。

費用を検討する際には、相場だけでなく、使用される材料や技術、アフターケアの内容についても確認することが重要です。歯科医院によっては、治療後のメンテナンスや追加の矯正具が費用に含まれていない場合もあるため、詳細をしっかり確認するようにしましょう。

インビザラインの費用の内訳

インビザラインが高額になる理由の一つレントゲンのイメージ

インビザラインの費用にはさまざまな要素が含まれており、それが最終的な料金に反映されます。以下に、主な内訳を詳しく解説します。

初診料と診断料

治療を始める前には、初診と診断が行われます。歯並びの状態を確認し、必要な治療計画を立てます。初診料は一般的に5,000円から1万円程度で、診断料は2万円から5万円程度が多いです。

また、3Dスキャンやレントゲン撮影、歯型の採取も行われます。

アライナー作成費用

インビザラインの治療では、患者さま専用のアライナー(透明な矯正装置)を作成する必要があります。作成費用が治療費の大部分を占め、50万円から80万円程度が一般的です。

アライナーは患者さまの歯並びに完全にフィットするよう個別に設計されます。多数のステップを経て製造されるため、コストがかかります。

治療中の調整費用

治療中には定期的な通院が必要です。通院ごとに歯の動きを確認し、アライナーの交換や調整が行われます。通院費用は通常1回あたり5,000円から1万円程度で、治療期間中に複数回発生します。

一部の歯科医院では、これらの費用を装置の作成費に含めるケースもあります。

リテーナー費用

矯正が完了した後も、リテーナー(保定装置)を使用して歯並びを維持する必要があります。リテーナーの費用は1万円から3万円程度が一般的です。リテーナーの装着期間も長期にわたるため、追加の費用が発生する場合もあります。

その他の費用

治療中に予期しない問題が発生した場合や、追加の診断が必要になった場合には、別途費用がかかることがあります。また、歯科医院によっては、保証プランやメンテナンスプランとして、追加費用を支払うことで安心して治療を受けられる制度を設けている場合もあります。

インビザラインの費用が高額な理由

インビザラインの目立ちにくいデザインのイメージ

インビザラインの費用が高額とされる背景には、いくつかの要因が存在します。技術面や材料面で特別な要素があるため、費用が高くなるのです。それぞれの理由を詳しく解説します。

特殊な技術と設備

インビザラインの矯正には、最新のデジタル技術が用いられています。歯型を採取する際には3Dスキャナーを使用し、データをもとに治療計画を立てます。専用のソフトウェアを使用して歯の動きをシミュレーションしますが、高度な技術と専用設備は高額です。

さらに、アライナーの作成は、アメリカに本社を持つインビザライン専用の施設で行われます。アライナーの作成には高い専門性が求められるため、製造コストが上昇します。

カスタマイズされた治療計画

インビザラインの最大の特徴は、患者さまごとに完全にカスタマイズされた治療計画です。軽度な歯並びの問題から複雑な症例まで幅広く対応するための重要なプロセスであり、多くの時間と労力が必要です。

目立ちにくいデザイン

インビザラインの透明なアライナーは、審美性を重視した特殊な素材で作られています。目立ちにくいだけでなく、装着感が良く、アレルギーのリスクも低いとされています。

高品質な素材を使用していることが、費用が高くなる理由の一つです。

専門知識を持つ歯科医師の対応

インビザライン治療を行うには、歯科医師が専門の研修を受ける必要があります。研修では、デジタル技術の活用法やアライナーの使用方法を学びます。高度な専門知識と技術を持った歯科医師が治療を行うため、技術料も全体の治療費用に含まれています。

インビザラインの料金が平均よりも高くなるケース

インビザラインのアライナー使用数が増えるイメージ

インビザライン治療の費用は、患者さまの歯並びや治療の範囲、歯科医院の設定によって大きく変動します。特に、平均的な相場よりも費用が高くなるケースについて理解しておくことは重要です。

以下に、平均よりも料金が高くなるケースをご紹介します。

治療の難易度が高い場合

歯並びの状態が複雑であるほど、必要なマウスピースの枚数が増え、治療期間も長くなります。例えば、抜歯が必要なケースなど、歯の移動距離が長くなる症例では治療期間が長くなり費用も増加します。

追加のアライナーが必要になった場合

インビザラインでは、治療の途中でマウスピースの追加を行うことがあります。この際、費用が加算される可能性があります。

マウスピースを追加するケースとしては、歯が予想外の動きをした場合や、リファインメントを実施した場合が挙げられます。リファインメントとは、理想の歯列を目指すためにマウスピースを追加し、歯並びを調整することを指します。

分割払いの利息がかかる場合

インビザラインは高額な治療のため、分割払いを選択する患者さまも多くいます。歯科医院や支払い方法によっては、分割払いの際に金利や手数料が発生し、結果的にトータルの支払額が高くなることがあります。

インビザラインの経済的負担を抑える方法

インビザラインの費用を抑える医療費控除のイメージ

インビザライン治療は魅力的な選択肢ですが、費用が高額であることから経済的な負担を心配する方も多いでしょう。ここでは、費用を抑えながらインビザライン治療を受けるための方法をいくつかご紹介します。

医療費控除を活用する

インビザラインの治療費は、医療費控除の対象となることがあります。1年間に支払った医療費が一定額を超える場合、確定申告で控除を受けることが可能です。治療費の領収書や明細書を保管し、確定申告の際に申告すれば支払った税金の一部が還付されます。

医療費控除を利用することで、実質的な負担を軽減できます。

無料相談を活用する

多くの歯科医院では、インビザラインの無料相談を実施しています。無料カウンセリングを利用して複数の医院を比較することで、自分に合った料金プランを見つけられるでしょう。

特に、費用の詳細や追加料金の有無を確認することが重要です。

分割払いを利用する

多くの歯科医院では、患者さまの経済的な負担を軽減するために分割払いを提供しています。月々の支払い額を抑えながら治療を進めることができるため、一度に高額な費用を支払う必要がありません。

一部の医院では、金利や手数料がかからない無金利プランを提供している場合もあります。

自治体の補助制度を活用する

一部の自治体では、歯科矯正の費用を補助する制度を設けている場合があります。子どもの矯正治療が対象のケースが多いですが、成人向けの補助がある地域もあります。自治体のウェブサイトや相談窓口で情報を確認してみましょう。

まとめ

インビザラインで綺麗になった歯で笑う男女

インビザラインの治療は、高い審美性や快適さから人気を集めています。

しかし、費用の負担が大きいと感じる方も少なくありません。インビザラインの費用は60万円から100万円程度が相場とされていますが、治療内容や地域、歯科医院によっては大きく変動します。

医療費控除や分割払いの利用など、経済的な負担を抑える方法も多数存在します。さらに、歯科医院の無料相談を活用して比較検討することが、納得いく選択をするための重要なステップとなります。

インビザライン矯正を検討されている方は、東京都港区「虎ノ門駅」より徒歩30秒にある歯医者「まさいデンタルクリニック」にお気軽にご相談ください。

当院では、虫歯・歯周病治療、矯正治療、インプラント治療など、さまざまな診療に力を入れております。診療案内ページはこちらご予約お問い合わせも受け付けております。


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